日本における婚約指輪の歴史

古代ローマで誕生した婚約指輪ですが、今や日本でも定番のアイテムとなっています。

この婚約指輪の文化は、いつごろから日本にやってきたのでしょうか。

日本における婚約指輪の歴史を調べてみたいと思います。

日本では江戸時代から長年続いた鎖国の影響があり、指輪と言う宝飾品がなかなか入ってきませんでした。

日本人は着物文化が長く蔓いていたこともあって、髪留めや帯留めが装飾品の定番だったのです。

なので、そもそも指輪という概念がなかったと思われます。

日本における指輪の文化は、開国して欧化政策がすすめられた明治維新以降だと言われています。

和装にも合せやすい指輪は、指を長く華奢に見せるアクセサリーとして徐々に受け入れられていくようになりましたが、結婚指輪という概念は定着しませんでした。

結婚指輪としての広がりは、明治期に外国とゆかりやなじみのある特権階級の人たちの間でプロポーズの際に指輪を贈るという行動が広まり、次第に一般に普及していったものと考えられています。

1904年にはいち早く結婚指輪を売り出したジュエリーショップも登場しました。

婚約指輪が日本に普及したのは1960年頃と思われます。

戦後西洋文化が国内に広まり、生活様式が西洋に近づいていきました。

結婚式の内容も西洋の様式を摂りいれるようになり、婚約指輪・結婚指輪の習慣が普及していきました。

1970年代から始まったTVCMの影響で、一気に文化として浸透していったのです。

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